発表会・公演の特設サイトはどう作る? ──Alexandrite World「炎の復活祭」で結果を出した設計

バレエ公演・ダンス公演の特設サイトは、公演期間限定の一発勝負ツール。
「情報を整理する」だけでなく、チケット完売やクラウドファンディング達成まで持っていく役割を負います。
今回は、Ballet Pass Web で制作させていただいたバレエ公演特設サイト「Alexandrite World 炎の復活祭」の事例をもとに、公演サイト設計のポイントを整理しました。
「Alexandrite World 炎の復活祭」とは
Alexandrite World が主催する、東京・大阪 2 都市で開催されるバレエガラ公演。国内外のトップダンサーを迎え、クラシック・コンテンポラリー・現代バレエを織り交ぜたプログラムでした。
制作にあたっては、以下 2 つのゴールが明確に設定されていました。
- クラウドファンディング目標達成
- チケットの早期完売(特に良席)
公演特設サイトに求められる 3 つの役割
公演特設サイトは、通常のスタジオ HP とは全く別物です。以下の 3 つを同時に満たす必要があります。
- ブランドの世界観を伝える(プロデュース側の表現)
- 意思決定に必要な情報を漏らさず提示する(お客様側の実務)
- チケット購入・支援まで最短で導く(コンバージョン)
設計上の 5 つの判断
① ヒーローで 3 秒勝負
スクロールしなくても以下が分かる FV を設計。
- 公演タイトル(大きく)
- キャッチコピー(企画意図)
- 出演者(メインキャスト 3〜5 名)
- 日程・会場(東京・大阪)
- チケット購入ボタン(右上に固定)
ビジュアルは デザイナー・カメラマンと連携し、公演のブランド世界観をそのまま Web に落とし込みました。
② 1 ページ完結でスクロール意思決定
公演サイトの訪問者は、たいてい「観に行こうかな」と検討中の方。
複数ページに情報を分散させると、迷って離脱します。
出演者・演目・スケジュール・料金・アクセスを、1 ページのスクロールで俯瞰できる構成にまとめました。
③ チケット導線を短く、迷わず
「良席(S 席)」「一般席(A 席)」といった段階的な販売を打ち出し、早期に良席が動く仕掛けを設計。
- ページ上部・中部・下部の 3 箇所に固定でチケット購入ボタン
- ボタンは 1 タップで外部チケットサイトへ直リンク
- 「残席わずか」ステータスを動的に見せる工夫
結果、良席から先に完売していく理想的な流れを作ることができました。
④ クラファンと自然に連動
クラウドファンディング(READYFOR / CAMPFIRE)は、通常「支援したい」と思ってから探す動線ですが、公演特設サイトからも自然に流入できるよう設計。
- 「この公演を応援する」というトーンで CTA
- クラファン限定リターンの案内をコンパクトに掲載
- 公演の想い・熱量をブロックで伝える
結果、公演サイト経由で クラファン支援者を獲得することができました。
⑤ Ballet Pass 掲載との併用で SEO を分業
特設サイトだけで SEO を完結させるのは、公演期間限定の性格上、非効率です。
そこで、Alexandrite World の場合は Ballet Pass 側にも並行して掲載することで、以下のように役割を分けました。
- 特設サイト: 「Alexandrite World チケット」等の指名検索・SNS 誘導・チケット販売
- Ballet Pass 掲載: 「バレエ公演 2026 東京」等の地域 + 一般クエリからの流入
成果
- クラウドファンディング目標達成
- 東京・大阪ともに 良席チケット早期完売
- Ballet Pass 公演詳細ページも 3 週間で 1,000+ PV を記録
まとめ:公演サイトは「即完売のための装置」
公演特設サイトは、ブランドイメージのショーケースであり、チケット販売の最前線でもあります。
「見せたい情報」より「動いてほしい導線」を優先して設計することで、限られた公演期間内で最大の成果を出すことができます。
さらに、専門メディア(Ballet Pass)への並行掲載で SEO を分業すれば、公演サイト単体では届かない層までリーチが広がります。
Ballet Pass Web では
公演・発表会の特設サイト制作を、クラファン運用・SNS 発信・チケット販売サイトとの連携まで含めてトータルでサポートしています。
バレエ業界に特化した設計思想と、Ballet Pass 掲載との併用による SEO 分業を、他にはないセットでご提供できます。

