ホームページ制作に補助金は使えるのか ──小規模事業者持続化補助金の、実際の進み方

バレエ教室やピラティススタジオのホームページ制作について、「補助金は使えますか」というご相談をいただくことが増えました。
結論から申し上げると使えます。
ただし、条件を知らずに進めるとそもそも補助の対象外になってしまうため、実際の進み方を整理しておきます。
ホームページ制作に補助金は使えるのか
主に使われるのは小規模事業者持続化補助金です。
個人で運営されている教室やスタジオの多くは、この「小規模事業者」に当てはまります。
ホームページ制作費は「ウェブサイト関連費」という費目で認められています。
ただ、この費目には他の費目にはない条件が2つあります。
単独では申請できない
ウェブサイト関連費だけを計上した申請は認められません。
チラシ・パンフレットの制作、広告の出稿、看板の設置など、他の費目と組み合わせる必要があります。
また、ウェブサイト関連費として計上できる額にも上限が設けられています。
この上限や条件は公募の回ごとに変わります。
直近でも、上限の計算方法が「補助金額の一定割合」から「定額」へ変更されました。
前回の情報のまま準備を進めると、計画が組み直しになることがあります。
交付決定の前に発注すると対象外になる
こちらのほうが、実務では影響が大きい条件です。
交付決定の通知を受け取る前に発注・契約・支払いをしたものは、補助の対象になりません。
気をつけたいのは、採択の通知と交付決定の通知は別だという点です。
「採択されました」という連絡が届いても、その時点ではまだ着手できません。
つまり、補助金を使ってホームページを作る場合、制作の開始は申請から数か月先になります。
「今すぐ作りたい」というご要望とは、進み方が根本的に違います。
いつ動けばいいのか
申請日から逆算する
申請には事業計画書が必要で、そこには何にいくらかかるのかを書きます。
金額の根拠として、制作会社の見積書を用意しておくのが一般的です。
見積書は、お問い合わせをいただいてすぐ出せるものではありません。
どんなサイトにしたいのか、どんなページが必要なのかを伺ってから作るためです。
ご相談から見積書のお渡しまでは、少なくとも2週間はみておいていただくと安心です。
そこから逆算すると、申請の1〜2か月前には制作会社に相談を始めておくのが現実的な線になります。
様式4の締切に注意
見落とされやすいのが、様式4(事業支援計画書)です。
これは商工会議所・商工会に発行してもらう書類で、申請の締切とは別に、もっと早い締切が設定されています。
申請締切に間に合わせるつもりでいても、様式4の締切を過ぎていれば申請できません。
商工会議所との面談にも時間がかかりますので、公募が始まったら、まず商工会議所に連絡するのが安全な順番です。
Ballet Pass Web がお手伝いできること
補助金を使ったご依頼の場合、私どもがお手伝いできるのはお見積書の発行までです。
申請書類の作成代行や、手続きの代行は承っておりません。
制度の内容や対象になる費目は年度ごとに変わりますので、お近くの商工会議所・商工会にご確認いただくのが確実です。
お見積書は、他の費目とあわせて計画を立てられるよう、内訳を分けた形でお出しできます。
交付決定を待ってから着手する進め方にも対応いたしますので、その旨をお知らせいただければ大丈夫です。
補助金ありきで急ぐ必要はありません
ここまで申請の流れを書いてきましたが、補助金に間に合わせるために準備を急ぐ必要はないと考えています。
交付決定を待つあいだ、ホームページは今のままです。
生徒募集の時期が近い場合や、今の状態を早く変えたい場合は、補助金を使わずに進めたほうが結果的に良いこともあります。
どちらが向いているかは、公開したい時期と、他に何を一緒にやるかで決まります。
その判断からご相談いただけますので、まずはお気軽にお声がけくださいませ。
Ballet Pass Web では
バレエ教室・ピラティススタジオに特化したホームページ制作を行っています。
補助金の申請にお使いいただけるお見積書の発行に対応しています。
交付決定を待ってから着手する進め方もご相談いただけます。

